博士論文審査(主査)、および関係した博論刊行本
*断りのない博論は、博士(学術・東京大学)
2020年度
刊行本関係
町田 樹
『アーティスティックスポーツ研究序説 —— フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』(白水社)
博士(スポーツ科学・早稲田大学)(*日本体育経営学会賞)
2019年度
主査
松枝 佳奈
「経世済民の志 —— 二葉亭四迷・内田魯庵・大庭柯公のロシア研究」
[『近代文学者たちのロシア —— 二葉亭四迷・内田魯庵・大庭柯公』ミネルヴァ書房、2021年]
(*東京大学而立賞)
西田 桐子
「戦後日本文学の〈黒人〉 —— 文学/芸術/政治運動と黒人表象(1945-1961)」
2016年度
主査
林 久美子
「世紀転換期における日仏文化交渉史(1890-1920年代)—— フランス美術行政にみる日本美術観を中心に」
堀江 秀史
「一九六〇年代寺山修司のクロスジャンル論 —— 詩情の源泉と、自己遡及的批評への途」
[『寺山修司の一九六〇年代——不可分の精神』白水社、2020年]
(*日本比較文学会賞)
[『寺山修司の写真』青土社、2020年]
2014年度
主査
任 ダハム
韓国映画史における映画都市〈京城〉の意味 —— 1910~30年代の在朝鮮日本人と朝鮮人映画人の活動を中心に」
2013年度
主査
佐々木 悠介
「アンリ・カルティエ=ブレッソンと二十世紀のフランス、アメリカ —— 写真と文学の諸言説をめぐって」
[『カルティエ=ブレッソン——二十世紀写真の言説空間』水声社、2016年]
(*日本比較文学会賞)
2012年度
主査
黄 毓婷
「植民地作家翁鬧(オウドウ)再考 —— 1930年代の光と影」
2010年度
主査
韓 程善
「江戸川乱歩と映画 —— 1920年代日本文学における映画受容の文脈から」
2009年度
主査
信岡 朝子
「自然をめぐる対話——20世紀日米間における〈環境〉表象の交錯」
[『快楽としての動物保護 : 『シートン動物記』から『ザ・コーヴ』へ』
講談社選書メティエ、2020年]
2005年度
刊行本関連
波潟剛
『越境のアヴァンギャルド』NTT出版、2005年
博士(文学・筑波大学)
2004年度
中根隆行
『「朝鮮」表象の文化誌 —— 近代日本と他者をめぐる知の植民地化』新曜社、2004年
(*日本比較文学会賞)
博士(文学・筑波大学)