『国際交流』第88号 〈特集・写真 世界を映す装置〉

発行年2000年7月(86頁)
出版社国際交流基金
著者今橋映子(監修・著)

目次

■巻頭対談「フレームの外側の現実——現代世界を斬ること」
 大石芳野×今橋映子

■写真撮影の現場から——世界をいかに見せるか(写真の今)

内藤久雄

「デジタルカメラは世界を駆ける——新聞写真家前線」

湊千尋

「現場への「参加」に向けて——フォト・ジャーナリズムの今日的展開」

林文浩

「ドキュメンタリー写真の着地点」

妹尾浩也

「本物よりも本物らしい偽物のゆくえ」

■フォト・ジャーナリズム——過去から未来へ

深川雅文

「ドイツ——フォト・ジャーナリズムの源流」

今橋映子

「キス写真の顛末——パリ写真とは何か?」

宮本陽一郎

「民族学、プロパガンダ、リアリズム——1930年代アメリカのドキュメンタリー写真」

金子隆一

「「報道写真」の位置——ジャーナリズムとプロパガンダの交差点」

平木収

「フォト・ジャーナリズムと国際社会」

■世界と向き合うときに

柏木博

「観光の視線」

今城力夫

「報道が信頼を失うとき」

西村清和

「写真行為のエートス」

■対談「「サッカー」から生まれる写真、文化」
 宇都宮徹壱×今橋映子